日本ではスペイン語を話すチャンスはないが、
先日、電車の中で珍しく大きな声で、向かいの席の外国人がスペイン語を話していた。
男子3人、女子2人だった。
話している内容は、いわゆる人前では使ってはいけない言葉で、女性はかなり気にして周囲を見ていた。
女性と目が合った。そのとき、僕は微笑んで、ちょっと肩をすぼめてかるく両手を広げた。
日本人の批判ではなく、自分の愚かさを嘆いていたのだが、
いずれにしても、人前では使えない言葉だ。
女性がやめるよう促したが、男は、なお続けた。
そのうち下りる駅に到着。
下車時、
「ブエン ビアッヘ」
というと、男は驚いた様子だった。
9月にペルーに行く。
久しぶりだ。
二週間ほどだが、旧友に遭うのが楽しみだ。
ペルー人の特徴は、とにかく嫉妬心が強いことには辟易する。これはもう体験的に知っている。
経験はないが、韓国人の言動からも、同じような印象を受ける。韓国は日本に対する恨みだとか恨だとかいうが、
それは、実は違っていて、単に異常に嫉妬心が強いだけだろうと思う。
まあ、とにかく疲れるが、
それでもペルーに愛着があるのは、友人知人は、常識的な人々ばかりで、立派だなと思えるからだ。
一言でいうと、ペルーの女性は強いし、したたかだし、粘りがある。
男は、女性に比すれば、なさけないことこの上ない。子供とかわらない。
男は、グリーン上を歩いているときは、胸を張って頼もしいが、
ひとたび、バンカーなり、ハザードにボールが転がると、とたんに、責任逃れや言い訳に明け暮れる。
ペルーという国は、間違いなく、女性が維持していると思う。
スイスホテルで、日系のノリ君が寿司を握っている。
彼は、寿司ではなく、てんぷらがうまい。
彼のてんぷらを楽しみにしている。
おそらく、リマ市では、彼の日本料理が一番、日本人の口に合う。
まだ働いているだろうか。