クズになる

だいぶ前のことだが、虎ノ門ニュースで作家の百田さんが、

「人間のクズです」

と言った言葉が頭に残っている。

それは、百田さんが沖縄に講演に行ったとき、沖縄の新聞社の、ある記者が百田さんを取材し、その結果、

その記者への感想として「人間のクズです」と発言したものだ。



北朝鮮による拉致は、当時から警察は北朝鮮の犯行だと分かっていたという。

分かっていながら、時の政府は無視したのか、秘匿したのか、

あるいは、救出に向けて陰で努力したのか、分からないが、素人には、

拉致発覚後、救出をずっと「放置」している、としか思えない印象がある。

１９７０年代から８０年代だから、ずいぶんと長い間、放置していると思う。

いまだに、「拉致された日本人を取り戻すのは最重要課題」と、言っているが、行動がまるで見えない。

こころある国会議員の先生の中には、拉致被害者救出のために努力を重ねている人もいると、

信じている。




北朝鮮に拉致されようが、ヤクザまがいの理由でお金をたかる韓国に対し、

何度も謝罪し、支援をし、あげくは根拠のないことでも、認めて禍根を残した。

先ごろ、自民党の石破さんが、「韓国に謝罪し・・・」をするべきだと、昔と同じことを言っていたと知った。

石破さんのその理由は、普通の教育を受けてきた人なら、まず理解できないものだった。

いつだったか、チャイナによるジェノサイドに触れ、

「明確な証拠がない」

と大きな声で言った公党の代表がいたが、

まるで、昔、

「拉致を北朝鮮がやったという証拠がない」

と、大声で言った議員がいたが、まるで同じだ。




親に孝行すること。

先生や恩師を尊敬する、敬意を示すこと。

天皇陛下や国家国旗を大切に思うこと。

男子は男子らしく、女子は女子らしく、すること。

かけっこすれば、速い人遅い人がいること。

こういったことが当たり前の社会だと考えること、思うことに対し、

なんか、訳の分からない理屈を言って、惑わせるのは、如何かと思う。


最低限のことしかできない一般人には、

つらつら考えると、国会議員のクズ化が止まらないし、

そのうち彼らが跳梁跋扈するのも、遠くないかもしれない。