未知

新宿にある健康診断にいってきた。会社の指示だから受けざるを得ないが、

７０寸前なら、どこかしら悪いところはあるし、むしろ厚生省がすすめる数値におさまるなら、そっちのほうが異常な気がする。

検査結果は後から郵送されてくるが、かならず、治療をすすめてくる。

一度もいったことはない。なんとなく、ばかばかしさが、先に立ってしまう。


親父は６０で死んだ。親父より、もう10年も長生きしている。

まだ、普通に歩けるし、力仕事もできるし、頭も正常に動くからか、

まるで実感がないが、悪いところをせっせと治すつもりなどない。

さらに、厚生省の数値など否定する、あるいは医学を否定する動画があふれているので、それに少なからず影響を受けているからか、

たとえ癌だとしても、コレステロールや血圧が高かろうと、医師の指示に従って、治療する意思などない。

せいぜい、食べ物に注意する程度だろうか。



日本は、拉致された人々がすぐ目の前にいるのに助けられない。

金丸議員が北朝鮮に行ったけど、拉致のラの字も出さずに、お土産だけもらって帰ってきたという。

社会党の土井さんは拉致被害者から相談を受けて、それを北朝鮮に報告した、というし

田議員も、拉致などと、否定していた。

ホンマもんの売国だったことになる。

素人には、北朝鮮に乗り込んで救出にいけばいいのに、と思うがそれができないのは、なんか不思議な気がする。



医学は確かに進んだと思うが、

想像以上に無力に近い。それだけ、未知が多いのだろう。