条件反射

教養の定義って知らないけれど、少なくとも、

人としての立ち振る舞いとか、言動だとか、恥ずかしさを感じるとか、普通に感謝できるかとか、

結局は、親が教えてきたことを体現できているか、それにかかっているような気がする。

一種、品に通じるかもしれない。



ペルーに赴任したとき、ペルー人の僻み、妬み、被害者意識などの強さに驚いたことがある。

個人的なものだろうと思っていたが、どうもそうではなくて、

ペルー人は総じて、この類の感情が強く、それは日本人の想像をはるかに超えている。

慣れれば、対処の仕方が分かるが、分かるまでは大変で、時間がかかる。

そして、これはペルー人に限ったものではなく、聖書の影響を受けた結果だろうと、思うようになった。

それで、多少なりとも聖書を勉強してみると、復讐とか、妄想の世界での仕返しだとか、幸せだとか、

そんな世界が描かれている。

旧約聖書の世界には、日本人の感覚ではとてもついていけない残酷しかも具体的な内容が多い。

日本人は聖書の考え方など、影響を受けなかった世界でも珍しい民族だろう。



麻生さんの「民度が高いから」発言に、反論をした政治家がいた。

動画で、蓮舫さんと、小沢さんのツイッターで、内容を見てみると、

反論内容は素人でもピントがずれていると思うが、

反応は、ペルー人の反応と同じで、僻み妬みの世界がよくでている。

このての反応には、本人のブレーキが利かないから、頭の中は混乱する。それで、

反応は、だいたいピントをずらすか、

日本人だって、ドロボーはいるし、エチケットを守らない、全体主義のようなサリン事件だってある、

この二つだろう。

蓮舫さんは前者で、小沢さんは後者だ。


普通の感覚の持ち主なら、「そうだな」で終わる話だ。