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Channel: 虚空を観じて
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ネズミ

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家に住むネズミは火事を事前に感じて、早々と逃げるという。

 

日本の危機を察知した立憲民主党の小西議員は、どこかに亡命すると表明したが、

逃げていく術も能力もない自分からすれば、逃げていくキャパのあるひとがうらやましいと感じる。

 

 

日本ほど、安全で安心できる国は、そうあるものではない、とか

日本人ほど、相手を思いやる気持ちをもっている民族はそれほど多くはない、とか

生あるものに残虐性を発揮しないのは、日本人の特性だろう、とか

けっこう日本人の特長について言われていることだが、

これらを意識している日本人は少ないだろうと、思っている。

というか、どこの人間でも同じだろう、って考えがちな日本人だと思う。

これって、案外想像以上に危険なことだろうと、考えている。

そして、この特性は、おそらく、太古の昔、縄文時代から続いてきたものだろうと、想像している。

 

スペイン人がインカ帝国や、アステカを征服した際、あるいは、アングロサクソンがアメリカやオーストラリアを征服した時の、その残虐性は目を覆うばかりで、記録に残っているという。

キリスト教を充分利用した。

おそらく、根拠などはないが、インカ帝国の人々やアステカの民族、オーストラリアの現地人、昔テレビ見た西部劇に出てくるインディアンは、実は、それほど、争い好きでも、野蛮でもなく、

残虐性からいったら、あるいは野蛮性からみれば、

アングルサクソンや、スペイン人のほうがはるかに勝っていただろうと思う。

 

 

新聞は、もう30年以上も読んだことがない。

読まなくとも、別に困ることも、恥をかくこともなかった。

これから100年後、1000年後の歴史学者は、いろいろな新聞を「証拠」に歴史を考えていくんだろうか。

まあ、こんなことはどうでもいいことだが。

 

歴史を、韓国のように「タカリ」の道具に使うために、あるいは、自らを騙すために思い切り曲げて、無から有を作り上げて、利用するのは、

結局は、愚かな国民を育成してしまうことになるし、自らが自身の人生を貧しくしていることになる。

そこには、プライドも、生きがいも、なによりも生きることへの感動がないのが悲しい。

考えてみると、

共産主義思想に染まった頭脳は別にして、

縄文時代から、卑弥呼の時代を経て、大和朝廷から列島に住む人々が積み重ねてきた、

文化、伝統、習慣、哲学、などに「普通」に畏敬の念を感じる感覚があれば、

一言でいえば「嘘」の事実に依存するのは、憐れみしかもたらさないだろう。

しかし、こんな感覚になるのは、おそらく、日本人だけだろうと思う。


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