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体験的感覚

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室谷さんって、とても韓国事情に詳しい評論家がいる。本もたくさん書いている。

本は、一冊も読んだことはないが、本のタイトルからして、内容はかなり辛辣だろうなと思う。

本を批判する人のブログを少し読んでみたが、

例えば、

室谷さんが書いた、一文で、韓国人学生は留学してもカンニングは普通で、咎められてもひらきなおるという一文をとらえて、

批判していた。

批判は、カンニングはするのか、普通なのか、ちゃんと調べたのか、アンケートでも取ったのかというのか、根拠が示されていない、などと、

書いてあったが、

少々笑ってしまった。これは、しかし、批判は当たらないだろうというか、批判の対象にならないだろうと思う。

 

ペルーに生活したことのある人が、

ペルー人は、100人いたら100人がドロボーだと言ったら、素直にうなずける。

間違っても、ちゃんと調べたのか、などと野暮なことは言わない。

そんなこと、調べなくとも、普通のことで、ペルーでは当たり前の常識だろう。

昔、ボリビアに行ったとき、ボリビアの友人にペルーのドロボーの話したら、

ベネズエラでは、4階まで窓に鉄格子がはまっているから、ペルーよりドロボーが多いと言っていた。

おそらく、こんな程度の話なんだろう。

調べなくとも、生活していれば、それなりの感覚が発達する。

 

日本は思いやりの人々が多い、などと言ったら、

日本にだって悪い人はたくさんいる、と反論するようなものだろう。

中国人は、やたらたんやつばを吐く、なんていったら、

日本人だって、そこら中に吐しゃするって、反論するようなものだろう。

ことほどさように、調べなくとも、韓国の学生の間では、カンニングは普通のことだと想像できる。

だって外国で、悪いことをしたら「日本人」っていうと、動画で言っていた。

 

昨今の韓国事情を知れば、

韓国は国を挙げて、この程度の民度だと周知の事実になってしまい、

なにをいっても、何を反論しても、さもありなんと、考えてしまうレベルまできているだろう。

 

歴史学者には、左系が多いという。

左系は、最初に結論があって、その結論に合致する現象をひろってくるという。

だから、覚える必要もない人物を試験に出すという。

江戸時代やその前は、酷い時代で、庶民は搾取の対象であったと、しなければならないから、

その結論に合う現象を取り出してくる。

これは、井沢元彦さんが書いている。

こんなことばかりしていれば、顔つきも、主張する内容も、言い方も、歳とともに自分に染み付いてくる。

 

 

顔つき云々は非科学的なド素人の判断だが、

左系のテレビによく出るコメンテーター、知識人は、どこか飛んでいる雰囲気をしている。


ところが、実際の日常生活では、この感覚は正解が多い。


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