健康診断の翌日、会社から再検査だという。
翌日とはまた随分と早いものだなと思ったが、自分一人なら、それもあるかなと、思いつつ、今日、病院に行ってくる。
中性脂肪、コレステロール、血圧、糖尿、全部基準値以上で、薬の摂取は覚悟をしているが、
まるで、薬を飲む気がしない。
再検査で、診療代と薬代を同時に請求された場合、薬は飲まないことを告げ、それを断ることができるか。
お医者さんに、それを言うのは、無理だろうなと思う。
以前、コレステロール値を下げる薬を処方され、薬代と診療代を請求され、薬代が30日分で、一万円だった。
高くて、効果がなく、しかも最近では当時のコレステロール値は特に高いわけもない。
念のため、飲んでる薬の副作用を調べると、糖尿病だとあったので、一週間ほどで、やめた。
新宿御苑にある〇〇クリニックにいってきた。
どうも、肺に肺気腫の疑いがあるということで、CT検査をすすめられた。
あとは血圧が高めのようで、上が150台、信田が90台だったので、80台まで下げるよう薬を処方してもらった。
そのほかのコレステロール値とか、脂肪肝、動脈硬化、などはなにも言われなかったが、
たぶん安心はできない数値だろうと思う。
CT検査は、東京駅の近くにある。
そこまで出向いてCTを撮影した。
最初に画像を見て、造影剤をつかうか、どうか見てもらったが、その必要がなく、とりあえずホッとした。
年齢が年齢だから、なにかしらどこか問題があるのは当然だが、
いくつになっても、医者に行っていろいろ言われるのはかなわんなあ、とあらためて感じた。
再確認というか、実感がわいたのは、またあの世に一歩近づいたんだなと思う。
順序、順番だから避けられないが、それにしても、
人を恨んだり、嫉妬したり、マイナスな感覚は、人生を、というと大げさになるが、日々生きていくうえで、
邪魔なものだなと、つくずく思う。
どうでもよくなる感覚は、意外と大切なことかもしれない。
しかも、わからない人には、言葉を尽くしても通じない。
言葉は、時に、大きな力を発揮するが、おおかたは無駄になることが多いのも、
また真実だろう。
やはり、自分一代で、終わりだなと、感じた。