昔、山本七平の本に、
日本人は水流す思想があって、昔のことにこだわらない傾向がある、
と書いてあった。
ユダヤ人は、最後の一名の氏名が明らかになるまで調査を続けるという。
こんな芸当は日本人にはできないという。
そんなものかと思ったが、その民族の質というか、歴史の積み重ねから、あるいはなにか宗教的な縛りから、そのような資質になったのだろうと思うが、
過去に生きるのは、日本人には、やはり合わないように思う。
こだわりは、やはり現実的に人生を狂わす面が大きい。
反日というか、日本が嫌いというか、皇統が連綿と続いていることをヨシとしないというか、
とにかく、日本そのものが苦しむことに精を出す勢力が、政界にも、経済界にも、一般団体にも、あちここちにいることに、
驚かさせる。
動画などを見ると、大学の歴史の専門家などは、マルクス史観に固まっているので、かなり歪曲されているという。
考えてみれば、つい最近起こった第二次大戦で、日本が起こしたのは侵略戦争なのか、自衛のための戦いだったのか、
いまだに歴史的な判断がされていない。
左翼系のひとは、侵略だと指摘している。
マッカーサーが、アメリカの議会なのか知らないけれど、それなりの場所で、日本が起こしたのは自衛のための戦争だった、
と指摘しているという。
この証言を無視しているのは、おかしい。
歴史の第一級の「資料」ではないのか、と思う。
学問的な訓練を受けていないので、わからないが、素人なりに思うことは、
日本人は、言われるほどの残虐な行為をしたとは思えない。
日本人にはできないだろうと思う。
旧約聖書に、残虐非道なことが書かれているが、日本人には、とてもついてはいけない内容だ。
大陸にしても残虐非道なことは、想像を絶する。
よく言われる南京30万人大虐殺も、日本人の感覚では、「できない」だろうと思う。
アジアの各国に残る日本兵の潔さ、やさしさ、正直さなどがその証左だろう。
卑弥呼の時代に日本人はどのように生きてきたのかわからないが、
天災に苦しんだり、強盗におびえたり、それでも、安心、安穏、幸せを希求して、現代と変わらぬ人生をおくったろうと思う。
争いを嫌って、協力もあったろうし、助け合いもあったろう。
映画で、よく立て看板が出る。それを町人が見て、ワイワイしている。
かわら版屋が、一席ぶって、新聞を売るシーンもあるが、あれは、字が読めたのだろうと、想像できる。
どの程度かは知らないけれど、けっこう読めたのだろうと思う。
ワクチンは効果がないと、それなりの識者や専門家が発信している。
ホント?なのか。すべてのワクチンがダメなのか、一部なのか?
素人には分からない。
こういうものは、医学が発達しても、いまだに間違いだという人がいる。
どっちなのか、
なぜ、国家として、それなりの対処をしないのか、これもわからない。