昔、アメリカに家族旅行に行った友人がいた。
彼は英語が達者で、ホテルでちょっとしたいざこざがあった。そのとき、彼は、
「あなたは俺を黄色だと、差別しているだろう」
と言ったそうだ。
すると、その一言で、問題は解決したと、自慢して話してくれたことがあった。
実際には差別でもなければなんでもないのだが、差別という言葉を使うと、相手は、かなり嫌がるという。
まあ、これを逆手に取ったわけだが、
自慢話を聞いて、イヤな感じだった。
作家の百田さんの発言が、ヘイトスピーチだとかレイシストだとか言われているけど、
それほど大騒ぎするほどのことかなって、思う。
どちらかというと、ヘイトだ、アカウント中止だとか、そんなことを主張する側のほうが、おっかない。
なんというか、普通を異常と受容するその精神感覚にひいてしまう。
おそらく、大方の一般人は、口に出さないだけで、そう思うだろう。
集団強姦罪を犯した連中の名前を警察が発表しないなら、推測するしかないだろうと思う。
推測も、民族だとか、〇〇人だとか、特定しているわけではない。
テレビだったか、忘れてしまったが、
殺人現場を検分すると、犯人像は、日本人なのか外国人なのか、ある程度わかるという。
これは結局経験から割り出されるものだろう。
警察が発表しないのは、いくつか理由があるだろうが、そのいくつかのうちの一つを推測したに過ぎないのではないかと思うが。
大げさに取り上げて、人類愛に満ちた発言をするのは、
実は、人間を普通にやってきていれば、そっちのほうがはるかに信用できないのは、経験的に知ってしまっている。
世の中にいっぱいある詐欺行為、政治家の言葉、学識豊かな大学の教授、優しそうな口調のコメンテーター、もう、お腹いっぱいで、ゲップの出る言葉などは、
口に出さないだけで、信用はされないだろう。
一般人は、賢いのだ。
詰まれば、差別だのヘイトだのと騒ぐのは、すでに一つの手段になっている。
昔、ロスに駐在した友人から聞いた話だが、結局議論は成立しないから、
あなた方がそこに居るのは、自由だが、どうかこちら側の世界には入ってこないでください、
これが、本音だろう。