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Channel: 虚空を観じて
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現実の悪夢

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恐ろしいと言えば、イスラム教徒が恐ろしい。

イスラム原理主義者が、祈りを捧げている人々に対し、背後から銃弾を容赦なくあびせる。

イスラム教徒はそんな人ばかりではない、そんな人はごくごく一部だ、そういっても、イスラム教について何も知らない人間にとってみれば、

イスラム教は、恐ろしいとなる。



昔、もう昔になるが、日比谷線にサリンをまいたオーム真理教があった。

無垢な人々を、「平気」で殺害する。

それも、教育を受けていない人々ではなく、知識も学問的訓練も立派に受けている人間が犯人だ。

人を殺すまでは、軽犯罪すら犯していない、どこにでもいるような人間だった。

こんなことが、自分の身近に起こるなんて、恐ろしい出来事だった。

しかも、当時は虎ノ門に生活し、日比谷線は家族で利用していたからなおさらだ。

どんなに高度な教育を受けようが、

簡単に平気で人を殺せるようになるのが人間だと、思い知らされた事件だった。



しかしながら、

一番恐ろしいのは、共産主義だし、左側の思想で、その恐ろしさは尋常ではなく、何十年も続く。

彼らは人を、人権を平気で蹂躙し、平気で殺してしまう。

平気で、人間の持つ優しさ、情愛の深さ、寄り添う感情を、否定し、

自分たちの考えこそ「絶対」だと、信じて疑わない。


朝日新聞によれば、安倍元首相を銃撃した犯人の映画を流すという。

しかも、作ったのは元過激派活動家だという。

人間が持つ本来の優しさ、情愛、人を思う心、他人の悲しみを共有する精神、

そういった「平和・穏やかな生活」には絶対必要な感情、感覚、気持ち、精神、心を、

棄て去った人々が、かくも公に、しかも力をもって存在するなんて、

現実に悪夢を見ている。


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