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Channel: 虚空を観じて
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同じニオイ

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宗教という言葉の響きには、あまりいいイメージがわかない。

日本の神道は、神社に行けば、宗教的な感じがするが、とりたてて、そのいやなイメージはない。

神道には、普通の感覚を感じる。

どうも、宗教を代表するキリスト教、イスラム教あるいは、日本の新興宗教などのいやなイメージ、つまり狂信性が見えて、それが先行して、

宗教というと、構えてしまう。



日本は、宗教を「教えない」し、日常的にもなにか宗教的な行為もないから、結果的に無宗教ということになるようだ。

霊感商法で有名になった統一教会、むやみやたら人を殺したオウム、ひところの創価学会などは、

関わったら大変だという嫌なことしかなかった。

創価学会といえば、昔、バイトで2、3日一緒になった先輩女性がいた。

当時はちょうど選挙で、その女性から電話がかかってきて、公明党に投票するよう、要請があった。

たったそれだけで、なんか自分が生きている世界とかけ離れた感じがして、寒気がした。





共産主義は、宗教を認めないが、共産主義自体が、きわめて宗教的な思想だと、考えている。

共産主義社会のためには、やたら自国民を殺すし、ほかの思想は認めないし、自由はないし、

共産主義には神や仏は存在しないが、「絶対」という神がいる。

共産主義的な左翼の人たちの意見や主張、テレビなどのコメンテーター、新聞の報道内容にも、なにか同じ景色が見える。



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