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Channel: 虚空を観じて
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カルマ

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一万年前の縄文人は、現代人より知識は少ない。が、知識とは別のところ人間性については、

現代人よりも、他人に優しい、家族を思い、協力的など、心、精神は豊かだった、かもしれない。

古代人へ、遡れば、より残酷になる、なんてことは、たぶんなくて、実はより仲間のことを思っていた時代なのかもしれない。



昔、争いごとに巻き込まれたり、やくざやチンピラとの問題を引き受けて、解決していた知り合いがいた。

彼の話によれば、

トーシロー(素人)は、ひとたび争いになれば、いつまでもごちゃごちゃと、やれ訴えるだの、裁判だのと、

なかなか解決しないが、その点、やくざの世界は、俺の顔に免じてとか、あっという間に解決してしまうという。

一般人との問題は、ホントに厄介だなと思う。

やくざとの関わり合いはないが、なるほどなと、これは経験的に、よく理解できた。



昔、人から聞いたことがあるが、

この世の中は、生きている人の思いと、死んでいく人の思いで出来上がっているという。

人間の思いが、形になるのかわからないけれど、

ある場所に、無意識であっても、ゴミを棄てれば、次の人はそれを見て、ゴミを捨てる。ゴミが増えれば、次々と棄てる人が増えていく。

最初はつまらない、ほんのどうでもいい行動でも、その影響は計り知れない。

ならば、異常な嫉妬心は、行動になるし、行動は周囲に影響を与え、その影響はまた次の人への影響へと広がっていく。

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