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Channel: 虚空を観じて
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日本は最高

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武田先生の動画を視聴した。

頭脳明晰、その上知識が豊富ですごいなあと、素直に思ってしまう。

よく理解するのは困難だったが、欧米人は、というよりコーカソイドの特徴は、頭の中だけで考えたことを優先するという。

ところが列島にいた民族は自然を畏れ、自然に従い、経験というか、積み重ねに重きを置くから、

人間の考えを優先しないのが、特徴だと、

こんな風なことを言っていた。

簡単に言えば、体験したことは、体で覚えるから、身に染みてわかるが、体験しないことは観念だから、実感がない。

実感がないことは、頭の中だけの理解で、実生活にはそれほど役にはたたない。

このことは、経験上、よくわかる。

病気などは典型で、自分が体験するまでは、頭の中では理解はできるが、その辛さなどは身に沁みない。



日本でも時々「ゴミ屋敷」とかいって、ゴミの中で生活している人を報道したり、

片付けのできない人を特集したり、

その理由を探ろうとしたり、なんとか整理整頓をさせようとする。

これって、汚いというか、汚れているというか、煩雑な場所を「好き」「心地いい」「落ち着く」、そう感じる人なのかもしれない。

だれもが、清潔な場所で、きれいに片付いたところで、汚れていないことを、「好き」だと、先入観が出来上がっているが、

そうでもない人々もいる、これが意外にも真実かもしれないと思う。



日本人の文化や特徴などを称賛する動画がたくさんあるが、

それは、日本人が2000年もかけて積み上げてきた結果で、たとえば、戦後すぐ復活したのも、

外国旅行でのエチケットに反する行為を咎められると、すぐ修正したり、あるいはそれができたり、

これが一種の特長だろう。



世界には、例えばある国のように、利用できるものは何でも利用し、そのためには嘘やねつ造などは平気で、

しかも、国を挙げて実行する民族もいる。



混沌とした社会生活、汚れた日常、それを生きる糧としている人々がいることを、

このごろの報道で知った。

誰もが往来でき、だれもが生活でき、そんな社会は日本人からすれば、理想だが、

誰もが往来でき、だれもが生活できる環境は、

汚れた場所が好き、心が落ち着く、ウソがちゃんと通じる、ねつ造でも疑いをもたれない、そんな環境に育った人々には、

最高の環境が日本だろうと思う。

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