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Channel: 虚空を観じて
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長くは続かない

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首都リマから北へ60キロ程度か、走るとワラルという町がある。

ここは、リマ市の食物倉庫で、野菜から果物まで作っている大きな畑がある。

もちろんペルー特産の綿畑もある。

ペルーの綿花は品質も良く、Tシャツなどはとてもいい。


ワラルに行くには、途中にパサマイヨ峠がある。

ここではよくUFOが目撃される。一度目撃したことがある。

目撃談を、昔、ペルーを訪れた作家の星新一に話したら、雑誌に書いてくれた。



この町に、ワラルには、贔屓にしているレストランが二つある。

一つはソルプレッサ。普通の大衆食堂だが、人気が高く、いつ行ってもお客がいっぱいだ。

日本人好みの味付けで、何を食べてもおいしい。

お勧めは、ペルー人のソウルフードのセビッチェ。タヤリンタルタード(焼きそば風スパゲッティー)

もう一つは、エスタシオン。ここも大衆食堂だが、ソルプレッサが提供していないチキンの丸焼きをやっている。

かなりの評判らしく、テレビで報道もされている。

チキン好きにはwたまらないだろう。

この二つのレストランは、兄弟でやっている。仲のいい兄弟で、協力体制もいい。



今朝ほど、ZOOMで、ワラルのみんなと話をして、思い出に花が咲いた。

一方残念な話も聞いた。

レストラン「FUJI」がコロナの影響なのか、お店を閉めたそうだ。さらに、ホテルの方も閉店したとのことだった。

時間は経過するものだ、とあらためて思う。


ペルーには「チャンケ」という小ぶりのアワビがある。

ペルーでも量が少ないせいか、値段もいい、とはいえ、日本ほど高額ではない。

あまりペルー人には食されないので、市場で新鮮なものを買ってきて、よく軟らかく煮たり、刺身でも食べていた。

ワラルに行くと、よく店主に頼んで、特別に作ってもらう。

スライスして、サッとバターと醤油で炒めてもらう。やりすぎると固くなるので、瞬間的に炒めるだけだ。

これが美味しい。



いいことは長くは続かない。が、悪いことだっていつまでも続かない。

だから希望がある。

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