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Channel: 虚空を観じて
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フィルターを通して

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安田さん、無事帰国で、一安心だ。

ご家族の方はさぞかし安堵したことだろう。


大手マスコミには、どちらかというと、安田さん擁護の意見が多いが、

安田さんのこれまでの言動から、無事帰国を喜びつつも、自己責任論がある。

自己責任は、いくらとなえても、安田さんの人間性はどうあれ、

日本政府は全力で救出に向かうことはわかっているので、それほど意味があるとも思えない。

 

竹田先生が、考古学者はほとんどが左側だと言っていた。

つまり、物事の判断には、一種左側のフィルターがかかるという意味だろう。

逆説の日本史には、日本史を左側のフィルターを通してみるから、おかしいと著者が指摘している。

多くの専門家というか、識者が主張することでもある。

これらは、なるほどなと思う。

学校で勉強してきたことは何だったのか、と思う。

この傾向はいまだに修正されず、あいもかわらず教科書の内容は、バカバカしいと、竹田先生が話していた。

 

安田さんは、これまでの言動や、解放直後のコメントでも、どうもかなり左側で、救出に尽力した政府にも「感謝」の言葉が聞かれなかった。

一般人の感覚とはかなりのずれを感じる。

安田さんの、自己責任論を主張し非難するわけでもないし、逆に擁護するつもりもないが、

勇敢にも危険地帯に、政府の制止を無視して取材し、仮に、首尾よく記事を配信しても、

フィルターを通しての記事などには、

朝日新聞で、実は、もうこりごりしている。


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