昔、物知りの友人から、
ロックフェラーだったか、ロスチャイルドだったか忘れたが、
世界を牛耳るには、情報、エネルギーを手に入れることだと考えて、
その通り実現したという。
マスコミと油の会社だ。
これで、世界に君臨しているという。
素人には、はるか遠くの世界だから、さっぱり実感できないが、そんなものかと思う。
毎朝、代々木にある共産党のビルの前を通る。
静かなたたずまいだ。
人の出入りはあまり見かけない。
壁には、宣伝文句が並んでいる。
共産党って、何をしたいのか、わからない。
日本をこうしたいと、絵を示してくれればいいが、それがない。
ないから、日本の社会を共産主義にしたいのだろうな、と思う。
お手本は、おそらくどこにもないので、日本共産党の独自の絵があるだろうに。
ソ連は崩壊したし、チャイナをお手本と言っても、日本国民の賛意を得られないだろうし、北朝鮮に至っては犯罪国家だし、
いい例が存在しない。
それとも、絵を示さないのは、ひたすら日本国家崩壊だけを目的としているのか、とも思う。
これなら、日ごろの共産党の主張は無理なくよく理解できる。
駅前で、見るからにお年寄りが演説したり、ビラを配っている姿をよく見る。
以前は、ビラをもらって目を通していたが、単に政権批判が連ねてあって、取り立てて「うん、そうだよな」って思わないので、
この頃は、ビラすらもらわない。
なにか主張したいのなら、正攻法でやればいいものを、と思う。
多くの、というか、知識人が、消費税は上げてはならない、と主張しているが、なるほどなと思う。
消費税をあげなければ、日本は大変なことになる、という意見や主張は聞いたことがない。
にもかかわらず、消費税を上げるのは、なぜなのかと思う。
国会質疑を時々見る。
立民や共産党などの質問は、学級会のような感じで、ちっとも建設的でもないし、日本の国益を考えたものには感じられない。
頭脳明晰集団が、ひたすら日本国を思って議論が交わされることは、それほどない。
単に、政権打倒に燃えた、つまらない、どうでもいい質問ばかりで、がっかりするが、
これもひとえに日本がどこからも攻められることはないし、日々の生活に安穏としていられるからだろう。
虚心坦懐に思うことは、
憲法改正も、デモをするほどのことなのか、口角泡を飛ばして罵ることなのか、不思議に思う。
いい大人が、卒業式で国歌を斉唱しないとか、起立しないとか、そんなにこだわることなのか、疑問に思う。
共産党が主張するように、憲法改正は戦争法案なのか、バカバカしくなる。
やはり、これらは、反対のための反対でもなく、日本国や国民を考えてのことではなく、
単に、腑抜けにするためだけに、やっているとしか思えない。
コーヒーはブラジルやコロンビアが有名で、現地で本場物を飲むのは、甘露だろう。
ところが、実は、良い豆は、全部輸出用で、日本や先進国に運ばれ、現地では三等級品を飲む。
こんなことを聞いたことがある。
日本に住んで、世界の美味しいものを食し、仕事があって給与を得て、雨露しのげて、
しかも、好きなことを主張して、警察官は丁寧に応じてくれ、役所も親切、日々安心安全で生活できる。
ところが、一方では、北朝鮮に拉致された日本人を、目の前にいるのに、手も足もだせない国。
これが今の日本で、かなり安心安全な日々の暮らしは先人たちの苦労の賜物で、
同じ日本人を助け出すことができない理不尽な「現実」をなんとかするのが、
安心安全で日本に暮らしている国民ではないのかと思う。
その代表者が国会議員ではないのか。