何度も書いたが、
ペルーで生活を始めたとき、ペルー移住100年が経過する日系人から「注意」を受けた。
例えば、
大きな買い物をするときは全額を支払わないで三分の一にしておけ。全額払うと商品を持ってきてはくれない。
物乞いの子供や人に、お金や物をあげてはいけない。一度上げると、その後から毎日来るようになる。
ドロボーはどこにもいて、安心安全な場所はどこにもない。
などなど。
このすべてを経験した。
笑うのは、注意を受けた日系人もまったく同様だった。
人間って、こっちが想像するほど立派でもなければ、思いやりも持ち合わせていない。
また逆に、想像以上に立派であったり、やさしさにあふれている。
普通に生活していれば、両方ともに経験する。
前者を多く経験すれば、生活態度は、隙を作らないように身構えるし、
後者なら、自然と周囲にも優しくなるだろうと思う。
環境にかなりの部分が左右されるのは普通なんだろうと思う。
外国人旅行者が日本に来て驚くのは、周囲に気を遣う日本人の日常生活だと、よく指摘されるが、
無人商店や自動販売機が多いのはその証左だろう。
当然だが、外国ではそうではない環境を想像させる。
ペルーに行くと当たり前のように持っているカバンに注意を払う行動をとるし、
人前では財布を開けたりはしない。使う分だけをあらかじめ用意して、無造作に出す。
韓国の大統領は、また愚かな演説をしたと動画にあった。
たぶん国内向けの勇ましい内容だが、あれでは日本からしたらクズ同然の演説だろう。
そう主張するしかない大統領や国家は、気の毒としか言いようがない。
韓国よりのコメントをする、あるいは韓国にとって都合の悪いことは報道しないマスコミや知識人は、実は、より韓国を苦しめることに気が付かないのか、
あるいは、韓国を単に利用しているだけなのかわからないが、朝鮮半島残酷物語になっている。
前大統領の求刑が懲役30年、罰金100億以上。
これを解説していた話があったが、
つまり、検察は逃げたという。
常識的な求刑では国民から非難を浴びる。だから非常識と思える求刑をし、あとは裁判所に丸投げってしたという。
これまでの国民の情緒が最優先という事実を知ると、
いろいろ前例をあげて説明していたが、この解説が一番納得する。
求刑も判決もその通りであったとしても、現実的には恩赦ですぐ解放だろう。