寒くなった。
インフルエンザも流行の兆し。
避けることはできないが、体力をつけることはできるので、充分な睡眠、栄養、規則正しい日常、
昔から言われたことを実行しよう。
非科学的なことでも、昔からのいわれや、習慣には経験的な積み重ねがある。
大事なことだと思う。
芳しくない体調が続くとき、6代前の先祖が食べていたものを摂取するといいと、聞いたことがあるが、こういういわれは馬鹿にできないだろうと思う。
来年1月、ペルーに行く計画をたてた。
バイトが忙しくてなかなか時間が取れないが、三週間ほど休みの許可をもらったので、いってくる。
ペルーと言えばインカ帝国だが、インカ帝国の住人は、どうも争いが少なかったようで、遺跡からは、武器などはでてこない。
博物館に行っても、武器の展示はすくない。
アイヌが、争い事を嫌い、仲良くやってきた文化を築いたというが、インカ帝国も似ている。
アイヌの博物館には、やはり武器はないようで、戦争には長けていなかった。
それは、相手を信用する、約束を守る、姦計をしない、など戦争にはまるで不利な文化だったという。
日本、というか内地の武士と三度ほど戦いをしたが、すべて負けている。
いわば、相手の善意を信じると、勢力を失って、滅びてしまう。
こんな話を武田先生が動画で話していた。
インカ帝国もどうも同じようで、
スペイン人の戦争に長けた関係にはまり、滅ぼされた。
何万というインカ軍がわずか数十人のスペイン人に負けた理由をうまく説明している学説はないが、
アイヌと同じように、相手の善意を信用したからだ、そう思うようになった。
今でこそ知っているが、子供のころは、アメリカが戦争で原爆を使ったことや、
ひどい空襲をおこなって、一般人を殺したのは、国際法違反だが、そんなことを誰からも教えてもらったことはない。
戦争だから、しかたないと思っていたが、
この国際法違反を声を大きくしていう人は少ないし、問題として取り上げない。
アメリカは正当化している。
これが、アイヌやインカと異なる外交なんだろうと思う。
そして、姦計、騙し、裏切り、こういったことをうまく使う人種や国が、栄え、
いわゆる正直村は、悲惨なうちに滅びていく。
経験的に知ったことは大事で、この前提で外交をしなければならない。