争いばかりで、嫌になるこの頃だ。
内戦、テロ、北朝鮮、ヨーロッパの難民問題。
韓国のウソ歴史に黙っているのは、結果的に先人を裏切ることになるだろうと思う。
千葉で起こった女児殺害事件の容疑者がPTA会長だったのは、驚きだ。
日常生活を、普通に生き、ある日突然異常な行為に及ぶ。
小学生には、普通の人だから、声をかけられても、自身の中の「警報」は作動しない。
防ぎようがない事態だ。
厄介なのは、このての性癖というか趣味というか、死ぬまで治らないだろう。さらに、人口に対してどのくらいかわからないが、
一定数存在することだろう。
日本は敗戦後、一度も外国と交戦していない。
一度負ければ、こりごりする。
アメリカは勝った側だから、今日まで武力行使をあちこちでしている。
一方で平和を訴え、片方では、正義と称して、武力行使する。
むなしくなる。
殺し合いは反対だが、ほかにもっといい方法があるかと言えば、思い浮かばない。
北朝鮮とはさんざん話し合いを続けてきた。
なにをしても、それぞれの国の思惑があって、思い通りには進まない。
話し合えと主張しても、もうだれも耳を貸さない。だったら、お前が出かけて、話し合ってこい、ということになる。
北朝鮮が核実験を実践したら、今度こそは攻撃をするという。
北朝鮮の内部がどうなっているのかさっぱりわからないが、
大将になにかあれば、命令があろうがなかろうが、ソウルや日本に向いているミサイルが自動的に発射される、そのようになっていれば、とんでもない事態に陥る。
困ったものだ。
北朝鮮に限らず、どこでも、世界的にドンパチやっている。
国と国の争い、内戦状態の国、テロが跋扈する状態だ。
昔、もう30年も前だが、パリに旅行に行った。
空がどんよりした季節だったが、セーヌ川や、美術品の鑑賞、食事、シャンゼリゼなどは、パリだった。
地下鉄を乗り継いであちこち行った。
駅の線路は、たばこの吸い殻が山のようになっていた。
聞くと、もう昔のパリの面影はないという。
さみしいの一言だ。
日本列島は、考えてみれば、2000年程度の歴史を文字で確認できる。
覇権を争ったり、多く人の命を失い、大陸に倣って勉強を続け、平仮名カタカナを作り上げ、源氏物語を書き、職人技を磨いて、次代に繋げ、
列島独特の文化や伝統、よき習慣を築き上げてきた。
その結果が、今日の日本だろう。
先人の、列島に対する思いは、尋常ではなかったろう。
それを簡単に反故にはできないだろうと、思う。
先人が築いてきたピラミッドの頂点に現在のわれわれがいる。
その先人の思いに、思いを馳せることは、たまには必要だろうと、
素朴に思う。