今更ゆめか

NHKって、立花さんの話を聞いていると、酷いなあと思うが、

でもまあ、そんなことは太古の昔からやってきたことで、いまさらの面もあるが、

人間は結局は、お金と異性には弱いということはなかなか治らないものだと思う。

こういったことがなくならないのは、根本的に人間は嫉妬心が強いからだろうと思う。



自分は、被害者意識が強すぎる、他人をよく妬む、やたら羨ましいと感じたり、他人とよく比べたり、

そんなタイプの、一言で言えば、嫉妬心が強すぎると思う。

自分はそんな最低な人間だろうと、反省している。

昔、同僚というか、先輩というか、年上だが、特徴的なことでいうと、

人が褒められるのを嫌う、

自分が自分がのエゴがかなり前に出る、

ブランド品をそれとわかるように人前に置く、

権利のある地位にはへつらい、

陰で関係者の批判非難をそれとなくする、

といった言動をとる輩がいた。「いた」というのは今亡くなっているのではなく、単に退職して顔を合わせなくなっただけだが、

この先輩には、仮にお世話になったのが１とすると、あとの９は彼の嫉妬心辟易したものだった。



今朝彼の夢を見た。

夢の内容は、自分に対して、批判や悪口を言いふらし、やきもちを焼いている風で、

気の毒になる、そんな夢だった。

７０を超えてそんな夢を見るのは、意外だったが、

自分の精神の奥で、当時を悔しがっているのか、傷になっているのか、澱のように溜まっているのか、あるいは、

自分が嫌だなと思っている分以上の、苦しみ悲しみを彼のほうが感じていたのか、

精神科医ならぬ自分には判断できないが、

不思議な感覚だった。



何事も、すべてを、心の奥に畳んで、逝く準備をしなければならない時期を迎えて、

あらためて、考えさせられた夢だった。