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Channel: 虚空を観じて
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本当のこと

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ブラジルに行ったとき、一度や二度ではなく、少なくとも50回程度は言っていると思うが、

ブラジルで運動靴を履いている黒人青年や少年は、引ったくりをするから注意が必要だと言われていた時代があった。

いまから、40年前くらいになるか。

その当時、仲良くなった日系人から、

「黒でも真っ黒は安全、半分黒はヤバい」

と言われた。

根拠は不明だが「経験的」にそう忠告してくれたんだと思う。



日系人というか、日本人の移民は、ブラジル、カナダ、アメリカなど、世界にいますが、

どこの国でも、現地人から憎まれたり、迷惑がられたり、忌み嫌われたりすることは、想像以上に少なくて、むしろ、

羨望されたり、尊敬されたり、現地社会に貢献している。

さらに、日系人が積極的に犯罪をおかし、徒党を組んでデモしたり、現地社会を脅かすことも、少ないというか、ほとんどなく、

歓迎されている面が多い。

それらは、県人会を組んで団体だったり、個人レベルだったり、その国や地域社会に貢献している。



その後、日本は経済発展を遂げ、世界中に商社、メーカー、政府関係者など大量の日本人が進出していきましたが、

彼らが言動や行いが現地社会から極端に非難されることはなく、むしろ、高い評価を受けている。



結局、今日、日本人の移民や駐在員の、「これまでの積み重ね」の結果として、

今の評価になっている。

これが、現実で、どの国も、どの民族も、どの個人でも、自分の「経験」で、

評価を下す。



例えば、日本でヘイトだの差別だのと、徒党を組んで叫ぶのは、

「される側」の「積み重ね」の結果であろう。

日本人だけが、一方的に、一方通行で、ヘイトを繰り返し、差別を繰り返し、なんてことは、存在しない。

そこにはかならず、原因がある。

その原因を清浄にしに、あらたに良き行いで積み重ねをする以外に、

日本人からの信頼を勝ち得る方法は存在しない。



世界に移住した日本人の先人たちは、現地社会から、日曜日まで労働するだとか、日本人だけが金を儲けるだとか、

いわれなき差別やヘイトなど、あるいは強盗や略奪を

日常的に受けてきただろうと、想像する。

しかし、日本人移住者は、それに対し、誠実、真面目、正直、で応え、

今が、ある。


これは、変わりようのない真実だろう。

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