チチャロン　サンドイッチ

ペルー産ワインより、スーパーにはチリ産やアルゼンチン産がならんでいる。

お酒は種類を問わず飲まない、飲めないから興味はないが、

ペルー産ワインも、おそらく、日本人にはかなり合うだろうと思う。

銘柄は、オクカッヘまたは、タカマが有名だ。



南米の中でも、ペルーはレストランの食事の美味しいところがたくさんある。

ブラジルのほうがより先進的だが、レストランはペルーのほうがうまいし、料理も豊富だと思う。

南米をくまなく知っているわけではないが、

行った中では、料理に関してはペルーが一番先進的だ。

二番はチリ、三番は意外とパラグアイだ。

パラグアイは、貧富の差が激しいし、レストランも少ないが、イタリア、ドイツ料理が、移民の関係か、多いし、うまい。

コロンビアやブラジルは、そこそこだと思う。

アルゼンチンは、南米のヨーロッパといわれるが、料理はいまいちだった。



ペルー料理の一つにチチャロンがある。

これは日本人にもかなり受けると思う。

豚肉をひたすら揚げるだけのもので、やわらかくなるまで揚げるには時間もかかるだろう。

これをパンにはさんで食べる。

サルサというか、ソースというか、それは、

玉ねぎのスライス
リモン汁、ペルーのレモンで、あの大きな黄色のレモンよりも香りも味も優れている。
トマト
そして、アヒー（とうがらし）、を細かく切って、
塩とオリーブオイル
これらを混ぜて、

チチャロンにかけて、食べる。

普通は、朝食に食べる。

これは、大衆的な料理なので、たいていどこでも売っている。



ペルーの豚は、不健康で何を食べているか分からないので、

ペルーの豚は食べてはいけないと、きつく注意を受けた。

駐在員も、サナダムシに夫婦でやられていた。

ペルー人も同じだろうから、おそらく、これでもかってくらい揚げて、回虫や病原菌を殺したんだろうと思う。

本当の作り方は、

豚肉を鍋に入れて、豚が出す脂で揚げるのが正統だという。

油は貴重で手に入らなかったから、そうしたんだろうと思う。