退職金を、それまでお世話になった人たちを招いて、
ありがとう会を開いた友人がいた。
当時、僕は海外にいたか参加できなかった。
参加した知人から話を聞くと、地方にいる人たちを交通費負担、ホテル代負担で招待したという。
おそらく一千万は一気に使ってしまったという。
その友人は、お金はあるときは、それゆえ悩むが、
なければそれで悩むことはないという。
良いことは、追いかけても、求めても、逃げてしまって、なかなかキャッチできないが、
悪いことは、追いかけなくとも、求めなくとも、向こうからコッチにやってくるから、逃げようがない。
これは、体験的に残念ながら真実だから、
ウイルスに、こっちに来ないでと、お願いしながら電車に乗ろう。
武田先生が、幸せとか、やりがいとか、お金を中心にしても議論がかみ合わない、みたいなことを言ってた。
まあ、たしかにそうかもしれないが、
お金がなくても、幸せに見える人、幸せに生活している人は、自分の周囲にはたった一人しかいない。
多くの人にとって、お金は幸せにいきるには、必要なものだろうと思う。
その友人は、
毎月10万稼いだら、仕事をしない。それ以上は必要ないという。
結婚もしていないし、子供もいないから、それでいいかもしれない。
僕の周囲では、この友人一人だけ、お金を中心に考えていない。
世帯ごとに30万配るかもしれないという。
借金をなしにするとか、現金を配るとか、こういったことは直観的によくないことだと思うが、そうも言ってられないほどの経済悪化で、苦しんでいる人がいるという。
一人の人が一生の間に、政府から大金30万をもらえるなんて、あるかないかだから、
バンバン上げたらいいと思う。
借金や税金も同じで、政府がチャラにする、なんてことも親の代でも自分の代でも子供の代でもないから、
ぜひともやってほしい。
そしたら、今の政権は教科書に載る。