台風がこっちに来る。嫌だな。
自然とは喧嘩できない。
「精が出ますね」
と挨拶すれば、日本人は、
「お陰様で」
と応じる。
何のお陰か、個人によって違うだろうが、両親であったり、先祖であったり、自分の周囲であったり、様々だろう。
長い時間をかけて積み上げてきた、こういった毎日を生きる体に染みついた魂胆というか、文化というか、
とにかく、日本人の日々の生活を支える知恵だろうか、しらないうちに影響をあたえる。
昔読んだ山本七平の聖書の常識って本に、
旧約聖書の影響を受けなかった唯一の民族、日本人、こういう一文があった。
となると、日本人は特殊ってことになるが、
旧約の世界には「絶対」の概念があるが、日本の文化は、相互の依存関係で、絶対的なものには慣れ親しんではいない。
この二つの違いは、日常生活の中で、あるいは人生の節々で遭遇する問題、課題、心配事に対する判断や決定に大きな影響を及ぼす。
葛飾区の立花議員の動画が面白い。
葛飾区にいるので、応援している。
よく見ているが、NHKの触れては欲しくないだろう部分をいろいろ暴露している。
見れば、当然、受信料などは払いたくはなくなる。
一言で言えば、「NHK、ヒドイなあ」と思う。
法律で守護されたNHKだから、宣伝の必要もなく、売らんがための努力も必要なく、黙っていてもお金が入ってくる。
莫大な金額だ。
これって、ホント、凄いなと思う。
NHKの当初の目標、目的を達成したころに、政治がなんとかすれば今のような、
批判される組織にはなっていなかっただろうに、と思う。
おそらく、NHKの貢献度はかなり高いだろうと思う。
しかし、その使命は現代にあっては終わっている。
組織は一度作ると、その目的を達成しても、使命を終えても、組織自体が生き残りをはかるために、様々な良からぬことに努力するようになる。
NHKはそのいい見本だろうと思う。
おそらく、官僚の天下り先も似たようなものだろう。