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Channel: 虚空を観じて
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縁遠い

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昔の話。

どうも、会話に違和感を覚える同僚がいた。

うまく説明しにくいが、返事する気がなくなってしまう。会話が続いていかない。

それを指摘する人もいなかった。

性格は悪いという感じはなかったが、

多くの人は、必要以外関係をもたなかった。



都知事の説明は、一般的に通用しない。

普通の会社で、あんな言い訳をとうとうと自信をもって話したら、

精神異常を疑われる。政治の世界だけ通じる話だなと思う。

そういえば、こんな女性議員が、つい最近民進党にもいたなあ。

二人とも「平気」だったのか、そう見えたのか、とにかく自信だけはあふれている。

議員の先生方に共通している資質なのかもしれない。

 

政治の世界で許されることに、不思議さを感じる。

 

それにしても、都民はみごとに、この人に欺かれ、一票を投じたんだなと思う。


言葉のうまい人、説明の上手なひと、物腰が柔らかい人、上品な人、愛情あふれる言辞を連ねる人、

こういう人は、経験上まるで信用できない。

まず、信じないことにしている。

日本の左派のインテリゲンチャは、たいていこんなイメージがある。


あらためて、お金の威力は絶大だと思う。

昔から、色とお金には逆らえないというが、

別荘を持つほどの財産持ちの都知事でも、回転すし料金や、散髪代まで領収書をもらっていたという。

お金のタカには関係ないことがよくわかる。

自分の周囲は、すべて、自分のために存在するってことが、身に染みているんだろう。

 

そんなことに縁遠い庶民は、気前がいいから、いつまで経っても金はたまらない。

 


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