外国で日本人が逮捕された場合、日本がどの程度のことをするんだろうか。
大使館がいろいろと調べたりするんだろうが、
このまえスパイ容疑で懲役を食らった日本人は、チャイナの要請を受けて現地調査に行ったという。
なんでもありのチャイナだとは周知の事実だろうが、
日本政府は、犯罪とされることが無実であれ、理不尽であれ、何もできないから、
それを周知徹底してほしいなと思う。
やくざとのトラブルは、案外簡単に解決できるが、
トーシローとのトラブルは厄介で、二言目にはやれ訴えるだの、損害賠償だのと、時間がかかるという。
昔、トラブルの解決をしていた親分肌の知り合いから、そう聞いた。
この世界には詳しくないが、なんとなく想像がつく。
違法駐車なら、警察に連絡すればいいが、
他人の敷地内に駐車されると、厄介だ。警察に連絡しても、せいぜいステッカーを貼るか、持ち主に連絡をしてくれるか、
その程度で、持ち主がなにかペナルティーをくらうことはない。
それをよく知っている人は、平気で何時間も、一晩でも車を駐車してくる。
安心安全は誰もが望むが、案外困難な課題で、日本ほど安心安全な社会は、そうそうに存在しない。
日本に住む人々は、周囲が日本人だらけで、文化、習慣、伝統や、民度が言わなくても理解できるから、
安心安全な社会が出来上がったが、
今や、有史以来日本列島に、さまざまな伝統、文化、宗教、民度を身に着けた人々が暮らしている。
有史以来だから、多くの日本人には「初めての経験」で、対処が分からない。
誠意は通じる、これが崩れる時代を日本は迎えている。
そういえば、少し前、有名な作家が、
「相手がもういい、と言うまで謝罪をするべき」
だと主張したが、
これが通じる外国の文化、習慣、伝統、民度などを有している国は、滅多に存在しない。
少なくとも朝鮮半島には、まるでそれは無い。
安心安全が崩れないよう、
議員の先生方には、立法してほしいと思う。