日本は皇統が連綿と続いている。
日本という国が生まれてから、国名が変わったことがない。
倭といったり大和といったりした時代に、国の意識があったかどうか知らないけれど、とにかくこのような国はほかに存在しないだろうと思う。
イギリス、デンマークでも王室があるが、一度は共和制をとったことがある。
こういった意味では日本は稀有な存在だろうと思う。
韓国は5000年の歴史を誇りにしているという。にわかには信じがたい話だが、韓国という国名が5000年も続いてわけではない。
中国4000年の歴史も同じで、秦だの漢だの元だのと国名や民族まで目まぐるしく変化している。
いま中国といったが、中国という国はないということを、この頃知った。
難民や移民の問題は難しいが、受け入れれば、
日本固有の文化は失われていくことになる。
子供のころ、家に鍵などかけた例がなった。だいたい鍵など持ったことがなかった。
今どき、田舎に行っても、家に鍵をかけるだろうと思う。
そういえば、御所には塀よいうか、堀というか、防御のための設備がないという。
こういった文化がなくなっていく。
難民で来る人々は、鍵の文化に育った人々だろう。